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ALOHA GIFT(オンラインハワイグッズ個人輸入専門店)

HAWAII information. --- may 97

不動産一般動向

1997年度5月不動産取引件数               中間価格

 
97年5月
96年5月
%
累計対比
97年5月
96年5月
%
一戸建て住宅
151
167
-09.6
-00.15
310,000
344,000
-09.9
住宅コンド
ミニアム
184
218
-15.6
-05.42
148,300
182,000
-185
   

5月の中古住宅売却件数は、一戸建ては先月よリ5件、96年同月よリ16件
滅少、コンドミニアムは4月よリ3件、96年同月よリ34件滅少している。
総売却件数の96年度累計対比でもマイナスとなっている。中間価格も96年
同月と比較すると一戸建てで-9.9%、コンドミニアムでは-18.5%と低下
している。
今月の不動産協会のレポートによると、一戸建て住宅の売り物件総数は
2,182件で月毎の売却件数からみると、14カ月分の在庫件数となり、適性
水準の12カ月に近づいて来ている。コンドミニアムの売り物件総数は、
3,433件と1990年8月以来の低い数字となっているが、現在の月毎の売却
件数からみると18.4カ月分の在庫数となっている。(参照添付資料)
今後の市場動向としては、ハワイの経済に一番大きな影響力のあるカリフォ
ルニアと日本の経済状態、そして現在のハワイの経済状態を見ると、不動産
の価格はさらに継続して低下すると思われる。

エワビーチ・インターナショナル・ゴルフクラブ売却される
過去数年間に渡り、破産又は償務不履行による抵当権処分の噂があった、同
ゴルフクラブが、日本の廣済堂開発に$3,830万ドルで買取され、ニュー・
エワビーチ・ゴルフクラブとして5月1日よりスタートした。
新会社は、多数のローカル及びインターナショナル会員を、従来通りの条件
で引き継ぐ事を表明している。同ゴルフ・クラブは1992年7月に東京練馬の
不動産業者、橋本秀男氏の相互ハワイ社によって開発された。
現地の業界専門家の意見では、当然債務不履行による競売と言う経過を経て、
会員権、その他の負債を精算後、再出発するという、現地に於ける、通常の
手段が取られなかった事に対し「日本的な表面上の円満解決」と、バブルの
経験が生かされていない事に対する、批判的意見もある。とにかく会貝の方
はラッキーでした.

ハワイの一戸建て住宅の価格指数を全米と比べると?

連邦住宅事業局による全米の一戸建て住宅の1996年4月から1997年3月まで
の1年間の価格の上昇率を調査した報告書によると、価格上昇率の1番高い州
はミシガン州で9.5%、2番目はオレゴン州で8.8%、3番自はユタ州で8.2%
であった。反対に上昇率の1番低かった州はハワイ州で6.8%減、2番目はロ
−ドアイランド州で1.5%滅、3番目はカリフォルニア州で0.9%減という
結果であった。特にハワイ州の低下率が若しくロードアイランド州の4倍近い
数字となっている。ちなみに全米平均は、3.2%の上昇になっている。
ハワイ経済の実情
ファースト・ハワイアン銀行がおこなった、1997年第二・四半期に於ける
景気の先行き動向(5〜10カ月先)の結果によると、55%がハワイ経済が
現在より悪くなると感じている。(米本土の調査では、ハワイと全く逆で
68%が現在より良くなると感じている)また84%が物価の上昇を予想して
いる。(尚、ファースト・ハワイアン銀行が1995年以来、半年毎に10軒の
スーパーマーケットで32品目の食料雑貨類の値段を調ベ、平均値段を出した
ところ、95年を100とすると96年10月、97年4月とも99.6であった。)
専門家によると97年度は、あまり良い滑りだしではなく、その主な理由は、
唯一ハワイ経済を引っ張っていく原動力となっていた観光業に、去年のよう
な成長が期待出来ない、基盤となる建設業界の不振、円安、全体的な弱さな
どが挙げられている。(97年度の業界の工事完成金額は96年度の$32億ドル
と比ベ、良くて$28億ドル<12.4%滅>、悪いと$26億ドル<19%滅>が
予想され、労動者数も、ピーク時の33,000人から現在は22,000人弱との
報告がある。)97年度に入り、日本人旅行者が急激な円安の為に滅少しだした。それに対し州政府は$1000万ドルの予算で急遽ハワイの宣伝を始めた。
日本人マーケットがハワイにとって重要である事、為替が円安に動いている
事は誰でも知っており、昨日今日に観光産業が出来上がったわけでではない。
観光産業だけでなく、世界に誇れるハワイの資源、自然環境を利用し、高齢
者向けリタイアーメント施設、若者向けのスボーツ施設、大規模テーマ・パ
ーク、ショッピング、ハイテクR&Dなどの分野に投資が来るような、州政府
の長期ビジョンに基ずく、インフラ作りが必要だとおもわれる。
コンピューターゲームソフト開発販売会社「スクウェア」ホノルル事務所開設
ダウンタウンのハーバーコートに20,000平方フィート(560坪)の事務所を
設け、ロサンジェルスにある同社子会社のコンピューターグラフィックス技術
と、日本のゲーム開発技術を融合し、次世代ゲームを開発する。そのためには
日本と米本土の中間にあり、媒境その他必要な施設の整ったハワイに拠点を設
けるのが良いと判断。50人の陣容でスタートし、98年半ばには200人まで増
やす予定。
観光地ハワイの実状
1、1996年度のツーリズム・ワーク・フォー・アメリカの調査報告によると
外国人旅行者によってハワイで消費される金額及び作り出される雇用数は、
それぞれ$56億8千万ドルと77, 500ロ(全体の11.88%)で、全米では
フロリダ、カリフォルニア。ニューヨークに次いで4位であった。
2、メリランド大学のレザーマン教授による自然(砂、波など)、生態
(水質、野生生物)、便利さ(ライフガード、交通の便)など、50項目に
基づき全米650カ所のビーチを調査した結果、トップ10にハワイの6カ所
のビーチが選ばれた。それらは1位ラニイ島のフロポエ。2位オアフ島の
カイルア、4位マウイ島のハモア。5位マウイ島のワイレア、7位カウアイ
島のハナレイ。8位ハワイ島のカウナオアであった。
3、コンデ・ナスタ旅行誌の6月号によると全米のゴルフ・リゾート・トップ
10にハワイの6カ所のゴルフ・リゾートが挙げられている。それらは1位
ラナイ島のロッジ・アット・コエレ、2位ラナイ島のマネレベイ・ホテル。
4位ハワイ島マウナラ二・ベイ・ホテル。6位マウイ島のリッカールトン・
カパルア、8位ハワイ島のマウナケア・ビーチ・ホテル、9位マウイ島の
フォーシーズン・リゾートである。
4、アメリカ旅行業協会と自動車協会が行なった調査によると、今年のメモリ
アルデー(5月26日)から8月末までの夏場に、米国人が旅行したい場所とし
てハワイは、昨年同様の1位フロリダ、2位カリフォルニアに続き3位であつ
た。客層としては自然と野外の活動を経験してみたい。あまりお金を使わな
い若い層が中心になっている。
5、ハワイ観光局の報告によると1996年度の日本人1人あたりの平均支出は
一日あたり$294ドルと1995年の$356ドルから17.6%の低下であった。
一方米本土からの観光客は$138ドルで。1995年度の$133ドルからは4%
増となっている。参考までに1995年度にハワイで観光客による、総支出額
は$116億ドルでその内訳は$47億ドルが米本土、$43億ドルが日本。
そして残りの$25億ドルがその他となっている。
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オアフ島エワ地区に、新しく造成される18ホールのチャンピオンシップ・
ゴルフ場で、16カ月後に完成する予定。完成した状態の引き渡しで、価格
は$39M。

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